イタリア旅行の観光も実質今日が最終日。今日も
今日はベネチア本島へ、そして市内観光。その後、ミラノ市へ。
ベネチアは5世紀にアドリア海の干潟(ラグーナ)に築かれ、118もの小島から成る。
10世紀には強力な海運共和国として貿易で栄えた。共和国の要でもある
黄金のモザイクが威厳を放つサン・マルコ大聖堂、ドゥカーレ宮殿や鐘楼のある
サン・マルコ広場、溜息の橋、ベネチア派絵画の多いアカデミア美術館、
大運河沿いの館カ・ドーロやリアルト橋、運河をゴンドラが行き交うそのロマンチックで
ベネチア全体が建築的な大傑作ともいうべき美しさである。
サン・マルコ広場は世界で最も美しい広場と言われる。確かに周りの建物は凄いの
一言。老舗カフェ「フローリアン」は映画「旅情」(キャサリーン・ヘップバーン)の舞台で
有名でヨーロッパで最も古い喫茶店。アイスクリームが13~15ユーロした。一度は
休憩の積りで座ったが、びっくりして引き返してきた。
ベネチアングラス工房の見学もした。お値段も超一流。
ゴンドラ遊覧はベネチアのハイライトだ。30分の遊覧だったが素晴らしかった。
のんびりと建物と建物の間を縫って、時々聞こえるカンツォーネに耳を傾ける。
「最高!!!」
最終観光地はイタリア第二の都市ミラノ市。
ドゥオモ(大聖堂)やヴィットリオエマヌエル2世ガレリア、オペラの殿堂「スカラ座」
などを見学。
ドゥオモ(大聖堂)500年もの年月を費やして1813年に完成した。幅93m、奥行き
158m、総面積11700㎡の物凄くでっかい建物。目を見張る。
ヴィットリオエマヌエル2世ガレリアは十字形の商店街にガラスをかけたアーケード。
スカラ座は、外装は地味だが内部は豪華絢爛な2800の観客席を持つ世界の
舞台になっている。ババロツティやドミンゴもここで歌ったそうだ。
最終日の食事はイカスミパスタ、ミラノ風カツレツ。
6日目(6月6日)7日目(6月7日)は帰国するだけ。時差の関係で2日がかりとなる。
帰りの飛行機は来た時よりもずっと時間が短く感じた。
とにかく、天候にも恵まれ最高のイタリア旅行ができた。



船上から市内 ベネチア市内 ドゥカーレ宮殿

マッショーレ教会 サン・マルコ広場 サン・マルコ大聖堂

ベネチアンガラス 喫茶店 ゴンドラ

ミラノスカラ座 ドゥオモ 2世ガレリア

ヨーロッパの車ナンバー EUマーク(星)の下 I の字がイタリア Dの字がドイツ